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メモリ価格が3倍に暴騰!?AI時代に起きている「メモリ・パニック」とPCは今買うべきかを徹底解説

目次

メモリの値段、見て固まりませんでしたか?

パソコンを操作する女性。メモリの値段。

自作PCユーザーの方も、そろそろパソコンを買い替えようかなと思っている方も、
最近ショップの価格を見て**「えっ?」**ってなりませんでしたか?

「先月まで1万円台だったメモリが、今見たら3万円近いんだけど……」

正直、これ普通じゃありません。
今のPC業界は、はっきり言って異常事態です。

この状況は、すでに
「メモリ・パニック」
と呼ばれるほど深刻になっています。

じゃあ、なぜこんなことが起きているのか。
そして、これからPCの値段はどうなっていくのか。
現場目線で、できるだけ噛み砕いて解説していきます。


メモリ爆騰の真犯人は「AI」

パソコンを操作する女性
メモリ爆騰の真犯人は「AI」

今回の値上がり、
「円安だからでしょ?」
「半導体不足がまた来た?」

…と思いがちですが、規模がまったく違います。

最大の原因は、ズバリ
世界的なAIブームです。


AI専用メモリ「HBM」に生産が集中している

今、AI向けのGPU(NVIDIAなど)には
HBM(高帯域幅メモリ)
という、めちゃくちゃ高価で特殊なメモリが大量に使われています。

このHBM、
・作るのが難しい
・利益率が異常に高い
という特徴があります。

その結果どうなったかというと…

Samsung
SK Hynix
Micron

こうした大手メモリメーカーが、こぞってHBM生産に全力投球しているんです。

そのしわ寄せで、
私たちが普段使っている
DDR4・DDR5の生産ラインが削られている
というわけです。


巨大IT企業による「メモリの買い占め」

さらに追い打ちをかけているのがこれ。

OpenAI
Google
Microsoft

こうした巨大テック企業が、
データセンター用に数百万枚単位でメモリを確保する長期契約を結んでいます。

つまり、

一般ユーザー向けに回ってくるメモリが、そもそも市場に出てこない

という状態。

在庫がない
→ 価格が上がる
→ さらに買い占めが起きる

完全に悪循環です。


DDR4はもう終わり?SSDまで値上がり中

パソコンを操作する女性
DDR4はもう終わり?SSDまで値上がり中

「じゃあ安いDDR4を買えばいいじゃん」
と思った方、要注意です。


DDR4は生産終了に向かっている

メーカー各社は、
DDR4の生産を急激に縮小しています。

本来なら
「古い規格=安くなる」
はずなのに、

・供給が減る
・欲しい人はまだ多い

という状況のせいで、
DDR4のほうが高い
という逆転現象まで起きています。

安価な自作PCの定番だったDDR4が、
今では「割高パーツ」扱いになるとは…
正直、誰も予想していませんでした。


SSDの価格もじわじわ上昇中

さらに地味にキツいのがSSD。

メモリ(DRAM)とSSD(NANDフラッシュ)は、
生産設備が一部共通しています。

そのため、
メモリ重視の生産体制
→ NANDの供給も減少
SSDも値上がり

という流れになっています。

「ストレージだけは安いから助かる」
そんな時代も、終わりが見えてきました。


これからPCの価格はどうなる?

パソコンを操作する女性
これからPCの価格はどうなる?

一番気になるのがここですよね。

結論から言うと、
まだ上がる可能性が高いです。


今後の見通しまとめ

  • メモリ単体
    → さらに上昇の可能性あり
    → 不足は2026年頃まで続く見込み
  • BTO・メーカー製PC
    → 2025年以降、順次値上げ
    → Dell・Lenovoは最大15%値上げを示唆
  • 中古PC
    → 新品が高すぎる影響で需要増
    → 中古相場も上昇中

今は「待てば安くなる」時代じゃない

PC業界には、昔から

「待てば新製品が出て安くなる」

という定説がありました。

でも、今は完全に例外です。

むしろ、

今ある在庫が一番安い

という、かなり怖い状況。

すでに一部メーカーでは、
「メモリ非搭載モデル」
という、とんでもない選択肢まで検討され始めています。


高すぎる今、どう立ち回るべき?

「必要なのは分かるけど、高すぎて無理…」
そんな人向けに、現実的な対策をまとめます。


定番ブランドの在庫を優先的に探す

Crucial
Samsung
Kingston

このあたりの信頼できるブランドは、
個人向け市場からの撤退や縮小が始まっています。

在庫があるうちに確保できるなら、
それが一番安全です。


メモリ容量は最低限で割り切る

以前は
「とりあえず32GB」
が定番でしたが、今は違います。

・16GBでスタート
・後から増設

この割り切りも十分アリです。
※安くなる保証はありませんが…


BTOパソコンの旧価格在庫を狙う

意外と穴場なのがここ。

BTOメーカーは
パーツを先行確保しているため、

・メモリ単体で買うより
・PC丸ごとのほうが安い

というケースも珍しくありません。


まとめ:これは一時的な高騰じゃない

今回のメモリ高騰は、
AIという巨大な流れが生んだ
構造的な供給不足です。

数か月で解決する話ではなく、
少なくとも2026年までは厳しい
と言われています。

「あの時買っておけばよかった…」

そう後悔しないためにも、
必要な人は早めの決断がおすすめです。

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